”本当に”必要なモノは安い(江戸時代とも比較してみた)

節約

こんにちは、バフェットソローです。

”本当に必要なモノ”は人類の絶え間ない進歩・競争の恩恵によって、どんどん安く買えるようになっていると考えています。

また、この事例として、江戸時代と現代の支出内訳の資料を元に比較してみました

”本当に”必要なモノとは?

”健康で文化的な最低限度の生活”を送ることが出来るためのモノ とここでは考えています。

例えば、

必須栄養・カロリーがある食料

安全な住居(風雨を防ぐ、外部から身体・財産を守る)

気温に対応した社会的に許容されるレベルの衣服

衛生的に過ごせるための設備やモノ(シャワー、洗濯機、冷蔵庫等)

”よく見られたい”、”勝ちたい”、”自慢したい”、”他の人と同じは嫌”、”美味しいお酒”、”快適な生活”等の”より良い暮らし”は考慮してないです。

具体的には?

より具体な例としては、下記のようなイメージです。

食料:米、醤油、味噌、塩、砂糖、卵、食用油、定番&大量生産野菜

衣服:GU/ユニクロ、量販店

生活インフラ:電気、水、ガス、インターネット

家電:電灯、(シンプルな)冷蔵庫、コンロ、格安スマホ

日用品:石鹸、歯ブラシ、シャンプー、最低限の調理器具(包丁、鍋、フライパン等)

家具:寝具

なぜ”本当に必要なもの”は安く買えるのか?

下記理由で、”本当に必要なもの”はどんどん安く買えるようになっていると考えています

本当に必要なものは、人や国によって大きく変わらないため、大量生産される

本当に必要なものは、昔からあるため、あらゆる場所で質の改良・生産効率化が繰り返されている

本当に必要なものは、もう既に十分な競争環境にあるため、コモディティ化している

本当に必要なインフラは、国や自治体によってかなり整備が進んでいて安価でそのサービスが利用できる(インターネット、電気や上下水道など)

江戸時代との比較

人間にとって生存に本当に”必要なモノ”というのは時代や国を超えて変わらないと考えております(数千年前レベルだとある程度は変わってくるかとは思いますが。。)。

時代や国によって変わる”必要なモノ”ということは”社会的”に必要なものであると考えておりますため、そういうものは”本当に”必要なものではないと思っています。

そのため、違う国や違う時代での消費内容を比較すると、本当に必要なモノが見えてくるかと思っています(価値観を広げると”本当に必要なもの”が減っていき、節約になると考えています。これは別途記事を書こうかと思います)

例えば、江戸東京博物館に行った時に面白い展示がありました。

江戸時代と現代の年間収支の比較になります。
(江戸時代は税金(年貢?)が入っていなく、また、項目も揃ってないため、あまりいい比較表ではないのですが)。

これを比較しやすいように表にしてみました

江戸時代現代
食費+光熱費69.6%18.6%
家賃7.9%19.7%
衣服7.9%3.0%
交際費6.6%2.4%
税金0%16.0%
その他合計7.9%40.3%

ここで面白いと思った違いは、

  • 江戸時代は食費+光熱費が支出の70%程度も占める(特に、江戸時代は米だけで23.4%と、現代の食費の割合も超えています)
  • 食料の中でも、江戸時代は米・塩・醤油・油のみの項目なので、”お肉”や”スイーツ”などの”贅沢”食料品は無い(そのため、現代で同じ食料で暮らすとするともっと食費は安くなると考えられる)
  • 住居費は現代が2倍(土地の広さは変わっていないが人口が増加したことや、建設には変わらず人件費が多くかかり、人件費は相対的に変わっていないこと等が原因でしょうか。もしくは、)
  • 現代は”その他”の占める割合が多い(想定ですが、現代の”その他”には車両費や保険料が入っているかなと)

ここから、下記のことを考えました

  • 絶対に必要な必須食料と光熱費はかなり安く買えるようになった
  • 現代は”消費の項目”が増加している(≒ 必ずしも”必要ではないモノ”の支出が増えた)

最後に

”健康で文化的な最低限度の生活”における”本当に必要なもの”は安くなっていると考えます。

言い換えると、安くなっていないもの、コモディティ化されていないものは”本当に必要なもの”ではない可能性があります

そのため、是非、ゼロベースで自分の”必要なもの”を見直してみて、実は”無駄だった”モノを見つけてみるのをオススメします

ではでは。


似たような話として、必要なモノは時代で変わらないという考えから、数年前の生活をするとコスパが良いという話します。

エクストリームな経験を知ることでも、本当に必要なものを見つめられると思います。

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