こんにちは、バフェットソローです。
通常の飲料水として、お水やお茶を購入している人は多いかと思いますが、チリツモによって年間数万円程度になっている人も多いかと思います。
飲み物の簡単な節約方法としてオススメなのが、”高度浄水処理”された水道水を飲むことです。人によっては、これで年間数万円もの節約になります。
”高度浄水処理”がされている自治体の水道水は変な味がしないため、通常の飲料水として水道水をそのまま蛇口から飲むのは(心理的な面を乗り越えられれば)簡単にできる節約としてかなりオススメです。
”高度浄水”とは?
東京都水道局のHPでは、
高度浄水とは通常の浄水処理に加え、オゾンの強力な酸化力と生物活性炭による吸着機能を活用した浄水処理です。これまでどうしても取り除けなかった水の中に残るごく微量のトリハロメタンやイヤなニオイや有機物をほぼ除去することができるため、より安全でおいしい水をお届けできるようになりました。
https://www.waterworks.metro.tokyo.jp/suigen/kodojosui.html 東京都水道局
wikiでは、
浄水場において、「通常の浄水処理」は凝集沈殿と濾過等を組み合わせて濁質を取り除く方式である。それに加えて、粒状活性炭処理、オゾン処理、生物処理を施して[1]、溶解性のカビ臭・カルキ臭・トリハロメタンなどを取り除く方式が「高度浄水処理」とされる。なお、粉末活性炭処理は高度浄水処理に分類されないが、「通常の浄水処理」に特別に付加された工程であり、一種の高度浄水処理と認識される[2]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/高度浄水処理
要するに、飲料水としての観点では、従来の水道水からの違いとして、下記と言えるかと思うます。
変な味や匂いがしない、水道水
そのため、人によっては”おいしい水”とはならないかもしれまんせんが、少なくても”まずい水”ではなく、個人的には、”全く飲むのに問題ない水”です。
どこでだと飲める?
大都市でしたら対応している所が多く、是非一度、自分の契約している水道局のHPをチェックしてみて下さい。
Wikiによると、
・大阪市水道局
オゾン処理と粒上活性炭処理の方式。平成4年度(1992年度)より事業開始。柴島浄水場下系が平成10年3月、庭窪浄水場系が平成11年3月に通水した。柴島浄水場上系・豊野浄水場系の平成12年3月通水をもって事業が完了し、政令指定都市で初めて市内全域に高度浄水処理水が届く全量高度浄水処理となった。総事業費は約753億円であった[6]。
・大阪広域水道企業団(旧・大阪府水道部)
大阪府水道部時代の平成10年(1998年)7月から、全量高度浄水処理となった[7]。
・東京都水道局
利根川・荒川水系においては、平成25年10月に高度浄水処理100%を達成している[8]。
・千葉県水道局
平成29年時点で、半数の浄水場で高度浄水処理を導入している[9]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/高度浄水処理
Wikiに載っている自治体だけでなく、福岡市や、奈良県でもあるようです。
多々良浄水場の主な水源は多々良川です。市内の他の河川に比べ、有機物が多く、トリハロメタンやカビ臭を取り除くために常時、粉末活性炭を使っていました。
しかし、粉末活性炭では水道水の水質改善が進まなくなりましたので、トリハロメタンやカビ臭除去に強い力を発揮する高度浄水処理施設を導入しました。このことにより、より安全でおいしい水を皆さまにお届けできるようになりました。
https://www.city.fukuoka.lg.jp/mizu/tatara/0063.html
奈良県水道局では、安全でよりおいしく、安心して飲める水道水をつくるため、桜井浄水場において高度浄水施設の建設工事を実施していましたが無事完了し、平成21年7月に稼働しました。
http://www.pref.nara.jp/7165.htm
また、埼玉県でも導入予定みたいです
いくら節約できる?
人によって条件は異なると思いますが、一年間で5万円前後節約できると思います(水道水は一日1L飲んでも年間で60円!です)。
金額の算出は下記です:
各水道局によって料金は異なると思いますが、東京都水道局のHPを見てみると、東京23区に住んでいる4人家族の平均的な使用量とすると、1m3あたり163円なので、1Lあたり0.163円になります(桁は間違えてないですよ)。
下記に水を購入する場合と比較してみました。
水道水 | 自販機 | 格安ペットボトル | ウォーターサーバー | |
---|---|---|---|---|
概要 | 1m3あたり163円 (東京23区、4人家族平均) | いろはす 130円 555mL | 500ml×24本 1,390 (¥58 / 本) https://amzn.to/36Izu6R | FRECIOUS(フレシャス) 87円 / 500mL (kakaku.com ランキング1位@2020/11/16) https://waterserver.kakaku.com/waterserver/ |
1Lあたりの値段 | 0.163円 | 234円 | 116円 | 174円 |
1年間の値段(一日1L飲んだ場合) | 59.5円 | 85,410円 | 42,340円 | 63,510円 |
1年の値段の水道水との比較 | Base | 85,351円 | 42,281円 | 63,451円 |
一つだけ桁が違いますよね。水道水はほぼタダみたいな値段で、一年間で5万円前後節約できることになります。
時間や家のスペースも節約になることもある
また、水道水は、家でひねるだけですぐに大量に出ますし、在庫は無限にあるため、買い物の時間も節約になります(通販でも受け取りや購入の時間かかりますよね)。また、ペットボトル捨てたりする手間も無いです(水筒に入れたりすると、その洗う時間はかかりますが、買う手間とプラマイゼロ程度なのかなと)。そのため、場合によっては時間も節約になる場合もあるかなと思います。
また、場所も取らないですしゴミも出ないので、スペース的にもお得だと思ってます。
”水道水”をそのまま飲むのに抵抗がある人には、水出しお茶がオススメ
水道水をそのまま飲むのに抵抗がある場合には、水出しのお茶(麦茶やそば茶等も含め)を飲むのが金銭的にも、時間的にもお得かなと思います。
水出しですと、水にパックを入れるだけですので手間も楽ですし、味も付いて美味し、一度で1−2L作れるので楽です。
値段としては、例えば伊藤園の緑茶がヨドバシで 34袋で432円 (一袋12.7円) で買えます(割引前の価格で)。一袋で500mLになりますので、1L 25.4円になります。水道水が1L 0.163円なので、合わせて1L 25.7円で作れます(これでもペットボトルの水の1/4程度の値段です)。
最後に
現在水やお茶を買っていて、高度浄水の恩恵が受けられる人は、水道水を飲むのが年間では数万円レベルの節約になるかなと思います。
ではでは。
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