【第二種電気工事士試験】素人が一ヶ月の独学で合格した勉強方法(筆記試験編)

DIY

こんにちは、バフェットソローです。

DIYの幅を広げるために、第二種電気工事士を受験しており、筆記試験まで合格しました。

勉強時間は、独学ですがスキマ時間のみの一ヶ月の勉強(約25−30時間)で合格しました。

調べると50-100時間の勉強時間が必要と言われているようなので、素人にしては最短に近い勉強時間ではないかと思っています。(更に言うと、合格点が60点であるのに対して自己採点で96点取ったため、もう少し短い勉強時間でも可能であったかもしれないです。)

そのため、私が実施した第二種電気工事士の筆記試験対策勉強方法について書きます。

取得目的は別記事を書いています。

筆記試験勉強概要

受験日(筆記試験):2020年下期(2020/10/4)

勉強期間約一ヶ月(テキストを買ったのはもっと前ですが、全く勉強してませんでした。。)

勉強時間約25−30時間(一日30分から2時間程度)

私の知識レベル(勉強前)理系ですが、電気は全く専門外の素人です(電気に触れたのはセンター試験以来でしょうか。。)

使用した教材(3つ)

使用した教材は3つです(そのうち2つはほぼ同じですが)。

ホーザン株式会社さんのYoutube 動画 (“電工試験の虎_ホーザン” )

第二種電気工事士の筆記試験対策と複線図の動画を見ました。

電工試験の虎_ホーザン
総合工具メーカー ホーザン株式会社です。 第二種電気工事士試験の筆記試験から技能試験まで対策動画を公開しています。 また、試験に特化した工具・練習用部材の製品情報も配信しています。 Webサイトやスマートフォンアプリ、各種SNSでも電気工事士試験にまつわる情報を紹介しておりますので、 下記リンクからぜひご覧ください。 ...

ホーザン株式会社さんの”第二種電工試験の虎”サイト

第二種電工試験の虎【HOZAN】 ホーザン株式会社
第二種電気工事士試験の対策の進め方から学科試験対策や技能試験対策まで解説動画を中心に豊富なコンテンツで合格までの道のりをサポートします。独学の方でも電工試験の虎だけで十分な対策を行えます。試験に役立つホーザンの便利な工具もたくさんラインナップ!

ここでは、過去問を参照しました。

第二種電工試験の虎【HOZAN】 ホーザン株式会社
第二種電気工事士試験の対策の進め方から学科試験対策や技能試験対策まで解説動画を中心に豊富なコンテンツで合格までの道のりをサポートします。独学の方でも電工試験の虎だけで十分な対策を行えます。試験に役立つホーザンの便利な工具もたくさんラインナップ!

HOZANさんには本当にお世話になりました(動画のヤマウチさんありがとうございます)。

お礼の意味も込めて、実技試験用の工具セットはHOZANさんにしました(普通に工具として一流メーカーさんなので関係なく選んでいた可能性もかなり高いですが)

買った工具セット:

参考書 ”ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士筆記試験すいーっと合格(2020年版)”

写真やカラーイラストが豊富でわかりやすいです。過去問も本番形式でついていますので、総合的な教科書としてとても良いです。
特に、180問の頻出問題がとても役に立ちます。これがほぼ全部解ければ確実に合格できます。

筆記試験会場でも、この本や付録の小冊子を読んでいる人がかなり多かったです。

ただ、この参考書だと情報量がとても多く、試験にあまり出ない情報も多々載っているので、この参考書を頭からやろうとすると挫折するか、とても時間効率がわるい勉強方法になると思います。

そのため、参考書から入るのではなく、次に上げる勉強順番でやるのがオススメです

試験勉強の進め方

効率的な勉強には、何を用いて勉強するかと言うより、どの順番で勉強をするかどうかが重要だと考えます。

試験勉強の順番

1. 試験の全体感を把握する

2.ホーザンさんのYoutube 動画”筆記試験対策”をすべて見る

3. ホーザンさんのYoutube 動画”過去問解説動画”をすべて見る

4. 動画で見た以外の過去問を一度解く

5. 参考書に載っている頻出問題180問の過去問を全部解く

6. 頻出問題・苦手なところを重点的に覚える

7. 頻出問題・苦手なところを重点的に覚える

試験の全体感を把握する

まず、30分〜1時間程度で試験の全体感を把握します(ここが意外に重要です)

少し回り道のように見えますが、試験の全体感を把握することが効率的な勉強にとって大切だと思います(これは全部の試験勉強に当てはまりますね)

理由としては、どういう形式で問題が出るのか、どういう内容の問題が出やすいのか等をざっと把握することで、”試験問題”を念頭に置いて、勉強できるようになるため、絨毯爆撃的な勉強ではなくなり、効率的な勉強ができるようになると思います。

まず捉える内容

  • 試験時間
  • 問題数
  • 試験問題傾向(科目毎の出題数)
  • 試験問題形式(全く解けなくても過去問全てを一読する)

これは参考書”ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士筆記試験すいーっと合格(2020年版)”の最初の方のページに書いてありますので、まず見てみて下さい。

ホーザンさんのYoutube 動画”筆記試験対策”をすべて見る

まず、ホーザンさんの筆記試験対策動画を一通り見るのがオススメです。

ポイントとして、時間効率的には1.25-1.5速倍速推奨です。
理解ができなかった箇所については再生速度を1.0倍に戻したりしてました。

動画を最初に見たほうがいいのは、

  • 声の方が頭に入ってくる(全くの素人にとっては、いきなり本から入ると頭にあんまり入ってこないです。。)
  • 参考書より情報を絞っているため、最重要なところからまず覚えることが出来る
  • テキストにはあまり試験に出ないところも書いてあるため、テキストの最初から全部の内容を覚えようとすると途中で嫌になってきてしまうと思いますし、直ぐに頭から抜けてしまいます。
  • 参考書より情報を絞っているため、最重要なところからまず覚えることが出来る。
  • 特に、複線図については作成経過の説明が欲しいので動画がわかりやすいです。

また、細切れなのでスキマ時間での勉強に非常に向いています。電車の移動時間や、ランチの注文待ち等でさっと見てました。

ホーザンさんのYoutube 動画”過去問解説動画”をすべて見る(一回分だけは見ない)

同じくホーザンさんのYoutube 動画で過去問解説動画を全部一通り見て、過去問に何があるか、どう考えるかを理解します。知識定着には、一緒に考えながら解くのが重要です。

ただし、後で自分で解くために一回分は見ないでおきます(もしくは、動画には無い古めの過去問にする)

動画で見た以外の年度の過去問を一度解く

ここまででまだ一度も見ていない年度の過去問を一度解きます。ポイントは、解けなくても途中でやめずに、とりあえず解ききることです

過去問&回答はホーザンさんのサイトを使いました。

間違えた・わからなかったところについては、参考書を見て勉強をします(ここで始めて参考書を使って勉強します)

私は大体30分程で過去問解き終わりましたので、一時間程度の勉強時間でした。

参考書に載っている頻出問題180問の過去問を全部解く

参考書”ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士筆記試験すいーっと合格”に載っている180問の頻出問題を全部解きます。2時間ぐらいあれば全部解けるかと思います。

間違えた・わからなかったところについては、テキスト本文を見て学習しました。

この180問の頻出問題が凄い良いので、この参考書をオススメしています。

頻出問題・苦手なところを重点的に覚える

ここまでくると、頻出問題や自分が苦手・あまり覚えていないところがわかってくると思います。

そこで、確実に合格点を取るために、頻出問題や苦手箇所のテキストを読んだり、過去問を解き直したりと、そこを重点的に実施します。

最後の仕上げ(残しておいた過去問解く)

まだ一度も手を付けていない過去問(もしくは学習初期に解いた過去問)を解いて最後の知識レベルの確認をします。ここで間違えた問題が頻出問題である場合には、試験日直前までしっかり勉強します。頻出問題出ない場合にはあまり気にしなくてもいいかなと思います。

最後に

これで第二種電気工事士の筆記試験についてはかなり効率的に勉強できるかと思います。

ただ、あくまで”筆記試験合格”のための勉強方法ですので、”電気工事をちゃんとできるようになる”ための勉強方法ではないですので、電気工事士としてしっかりと作業するためにはもっと違う勉強方法が良いかと思います。

ではでは。

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