クラウドファンディングへの出資で失敗しないための注意点3点

節約

こんにちは、バフェットソローです。

2012年から今まで40個のProjectに出資してきて、数多くの失敗をしてきて損失を出してきました。

このブログではアーリーリタイア(FIRE)を目指していますが、クラウドファンディングにおいては、50万弱の金額をつぎ込んでしまい、アーリーリタイアを遠のけたと思っております。

そのため、反面教師として、クラウドファンディングへの出資で失敗しないために気をつける点がわかってきたと思いますので、紹介したいと思います。

大成功のプロジェクトかどうかは正直わかりませんが、大きな失敗は避けられると思います。

また、私が今まで出資したクラウドファンディングのプロジェクトとその結末については別記事でまとめていますので、そちらを見てみて下さい。

クラウドファンディングで失敗しないための気をつける点3つ

1. ”実績”があるところを選ぶ

2. なるべく少額投資にする

3. 一般販売される可能性のあるモノについては一般販売されるのを待つ(反則ですが)

”実績”があるところを選ぶ

身も蓋もないですし、クラウドファンディングの概念とも反する気はしますが、実績がある人・会社がやっているプロジェクトに出資するのが失敗しにくいです。

具体的には、

過去に成功させたProjectがある

既に名前が知られた会社である

既に動作するプロトタイプがある(ちゃんと動画で)

この理由として、今まで見てきた中で、失敗するプロジェクトの特徴が下記2つです

  • 最初から騙す気でいる
  • ちゃんとやろうとしてはたけど、見込みが甘くて実現できない

1つ目については論外ですが、2つ目についてクラウドファンディングでつまずく2つのStepとしては下記があると感じてます(ものづくり系に限ってます)

  • アイデアからプロトタイプにする
  • プロトタイプを量産させる

”新技術で未来を感じさせるProduct”についてはちゃんと動作するプロトタイプを作る段階で躓いている印象があります。

”新技術ではないが、おもしろいアイデアのProduct”については、特に量産の段階でうまくいなかくなっている印象があります。

量産の段階では、想定よりもお金がかかってしまうことや(当初の見積もりが甘く、商品に対して出資額を安く設定しすぎていることが)、工場でうまくプロトタイプ通りに作れないことがあります(≒工場への依頼・すり合わせがちゃんとできない)。

そのため、最低でもちゃんと動作するプロトタイプがあること、そして既に量産の経験がある所が望ましいです。

言い換えると、何人も実績のない会社の、(内容から考えると)あまりに安い出資額のプロジェクトについては、量産時に失敗する可能性が高いと思いますので、避けるのが良いかと思います。

なるべく少額投資にする

当たり前過ぎますが、なるべく出資額を少額にするというのが失敗しないリスクコントロールになると思います。

特に、一度も実績がないファウンダーのプロジェクトに投資したい場合には、特に少額投資に留めておくことが大きな損失を回避できると思います。

また、よくあるのですが、複数個セットだと値引き額が大きくなり、一個あたりの金額が下がるというリワードがあります。

しかし、複数個絶対に必要なら仕方ないですが、”安いから”ということで複数個セットのリワードを選択するのは避けたほうが良いかなと思います。上手く行けば良いのですが、失敗した時のリスクを考えるとやめたほうがいい(やめたほうが良かった)です。

もし商品がちゃんと送られてきたとしても、思っていたのと違ったり(当たり前ですが実物見れないので)、謳い文句と少し違ったり、質が悪く直ぐ壊れたり機能しなかったり、発送が遅れに遅れたために既に不要になっていたりということもあります(全部経験あります。。。)

3つ目(下記)で述べるように、実際の商品を使ってみて、気に入ってもう1個欲しければ一般販売された後に買ったほうが確実かと思います(一般販売後に出資者用に特別割引クーポンをもらえたこともありました)

一般販売される可能性のあるモノについては一般販売されるのを待つ(反則ですが)

そもそも、クラウドファンディング後に一般販売されたモノを買ったほうが良いことが多いと思ってます。または、実販売された類似商品を買うのが良いのかとも思います。身も蓋もないですが、これは実は最重要な点かなと思ってます。

その理由としては、

成功したクラウドファンディングは一般販売される可能性が高い

失敗プロジェクトも考慮すると総合的な期待値としては一般販売の方が安くなる可能性がある

クラウドファンディングの出資者への発送前に一般販売されることがある

他の企業が同じような商品をもっと早く発売してしまうことがある

経験上、成功したクラウドファンディングは一般販売される可能性が高いです(ただ、マニアックな商品についてはその限りではないので、見極めは大切です)。

クラウドファンディングで出資したほうが安く買えるのですが、全部のプロジェクトが成功する訳ではないため、失敗してお金が帰ってこないリスクも考えると、総合的な期待値としてはクラウドファンディングで買ったほうが高く付いてしまうことがあるかと思います。

(私の経験では22% (40個中9個) のプロジェクトが発送も返金もなかったです。。。)

また、これはかなりレアケースだと思いますし、信じられないケースですが、クラウドファンディングの出資者に発送する前に一般販売されるというケースがあります(ただ、実際に私も経験ありますし、何回か話は聞きます。これはかなりフラストレーション溜まります。。)

また、アイデア商品かつニーズが高そうな商品の場合、他の企業にパクられて、商品発送前に別の企業が販売されることが多々あります(これも経験あります。。。Amazonでよく見られます。。)

また、発送が遅れに遅れた結果、既に”最新製品”ではなくなり、受け取った時には、”古い製品”になってしまうことがあり、Amazonでもっと安く最新の商品が売っていて辛い気持ちになります。。。

まとめ

玉石混交なクラウドファンディングプロジェクトでの”損失回避”という意味での”失敗”はこれらを気をつけることでしにくくなると思います。

ただ、あくまで”損をしない”ためのプロジェクトの選び方なので、”応援”という側面や”不確実だけど、これは一般販売される可能性はかなり低いが、自分が求めていたモノ”ってなると全然話が変わってくるとは思います。

また、失敗しにくいプロジェクト”の選び方なので、これに当てはまらなくても良いプロジェクトはたくさんあるとは思います。

ではでは。

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