こんにちは、バフェットソローです。
2020年下期の第二種電気工事士 実技試験合格できました。
これで第二種電気工事士合格になり、電気工事士免許を取ることができます。
電気については全くの素人でしたが、筆記も実技も一発で合格でき、実技試験では時間が10分弱余らせることができました。そのため、実技試験対策としてはかなり良かったのではないかと自分では思っております。
実技試験について全てを一つの記事で書いてしまうと長くなってしまうため、2つの記事に分けました。
この記事では、「勉強方法・教材・工具」 について書きました。
別の記事で 「コツ・注意すべき点」について書きました。
筆記試験対策については別の記事で書いております。
勉強方法
勉強時間
技能試験の勉強は試験日の一ヶ月前から開始しました。
実技試験の総勉強時間は、ざっくり24時間です。
各勉強のざっくりとした内訳は下記になります。
候補問題13問をテキストで見る:1時間
テキストとHOZAN の動画で各基本作業を覚える:3時間
各基本作業を一通り練習:4時間
候補問題13問練習:13時間(準備・片付けと復習入れて1問1時間)
苦手な作業の単独復習:3時間
ただ、工具・練習用部材については、売り切れる可能性があるとどこかのブログで読んだため、筆記試験直後に購入しました。
勉強の流れ
大きな流れとしては勉強を進めました。
- 実技試験問題13問の問題と正解をテキストで一読する
- まず、どういう問題が出て、どういう作業が必要になり、正解の形はどうであるかをまずざっと見ておきます。これによって練習する・覚える範囲が最初から絞れるようになるため、効率的な勉強になると思います。ただ、詳細にやろうとすると、わからないため、ざっくりでOKです。
- 各作業の内容を覚える&練習
- いきなり候補問題に取り掛かろうとしても無理なので、まずは各作業を一通り覚えることがやると良いです(ケーブル外装剥ぎ、輪作り、埋込連用枠へのスイッチやコンセント取り付け、スリーブ圧着等)
- ここで、どういうのが欠陥になるかも理解しておきます。
- 候補問題13問を一度全て実施する
- 制限時間内にしっかり終わるかどうか
- 苦手な作業の繰り返し練習(輪作り、本数多いスリーブ圧着など)
- 候補問題13問を実施した段階で、頻出作業や自分が苦手な作業がわかってくると思います。そこで、試験までにそれらの作業を繰り返し練習します。候補問題自体を解く必要は無いです。
複線図を必ず書く必要がありますので、もし複線図を忘れていた、もしくは、筆記試験で複線図を切っていた場合には複線図の勉強も必要になります。私は、複線図はどちらかというと得意だったのでその勉強時間は入れていません。
教材
教材は下記を使いました。
1. 参考書「ぜんぶ絵で見て覚える 第2種電気工事士 技能試験すい~っと合格: 入門講習DVD付」
2.ホーザン/HOZAN Youtube動画 (電工試験の虎_ホーザン)
筆記試験でも大変お世話になりましたホーザンさんのYoutube 動画(電工試験の虎_ホーザン)を見ました(ただ、部分的にしか見てないです
各単位作業については全て見て非常に参考になりました。
特に、輪作りについてはこの動画によって通りにやると上手くいきました。
3.技能試験練習用部材 候補問題13問各一回分
候補問題は正直一回分で十分です。
一度候補問題を一通り解いたら、単位作業を繰り返したほうが良いと思います。
4.練習用VVFケーブル
上記練習用部材は候補問題のためなので、各作業の練習のために別途買いました。
Amazonで数百円から千円台で買えるため、練習のために購入おすすめです。5mもあれば練習には十分です。
工具
HOZAN /ホーザンさんの電気工事士技能試験 工具セットを買いました。
この工具セットは色々種類があるのですが、私はVVFケーブルストリッパー付きの 「電気工事士技能試験工具セット 基本工具+P-958VVFストリッパー DK-28 特典ハンドブック付」を購入しました。
実際の試験会場で周りを見渡してみると、ざっくり9割以上の受験者がHOZANの工具セットでした。
そのため、この工具を買っておけばまず間違いないと思います。
しかし、時間の多大な節約になるため、P-958 VVFケーブルストリッパーは絶対に買ったほうが良いです。これは本当にマストです。作業時間の5割近くでこのケーブルストリッパーを使っていると言っても過言ではないです。切る、剥ぐ、曲げる、測ると大活躍です。
HOZAN /ホーザン補助ツール(合格シリーズ)は買ったほうが良いのか?
HOZAN /ホーザンさんの電気工事士試験のツールには、下記4つの補助ツール(”合格”シリーズ)があります。
合格クリップ(P-926):電線接続前に、電線をまとめておくツール
合格ゲージ(P-925):VVFストリッパーにつける、電線の長さ計測ツール
合格マルチツール (DK-200) : 一つで7つの作業ができるツール
合格配線チェッカー (Z-222) :回路が正しく組まれているか確認できるツール
この中で、私は合格クリップ、合格ゲージ、合格マルチツールを買いました。
電線は本数も多くバラバラになってしまい、狭い机では接続間違いを、合格クリップについてはあると便利だと思います。
合格クリップ以外の2つは正直無くても良いと思います。私は試験本番では使いませんでした。
合格ゲージは慣れたら使いやすいのかもしれませんが、付けるとVVFケーブルストリッパーの取り回しが悪くなったと感じ、メリットを打ち消すと思いましたので、使いませんでした。
また、合格ゲージについては、左利きの人には使えないため(右手で使わないといけないです)、注意が必要です。
合格配線チェッカーについても練習中に必要性は感じませんでした。
というのは、欠陥に注意していれば接続は基本的には問題なく、練習中には自分で欠陥をチェックして見つけるようにしたほうが良いと思います。というのは、練習中に接続を合格配線チェッカーでチェックしてしまうと、本番で逆にミスを見逃すことになると思います。
ただ、合格配線チェッカー以外はどれも数百円で買えるため、とりあえず買って使ってみて、試験本番で使うかどうか判断してみても良いかと思います。
次の記事で「コツ・注意すべき点」について書きました。
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